戦略としての...

出社

自分が勤務している「GMOペパボ株式会社」が属する「GMOインターネットグループ」では、今年2月から「原則、週3日出社・週2日在宅勤務」の推奨が廃止され、出社しての勤務が原則となりました。

GMOインターネットグループ、新型コロナ対策完全撤廃に伴い週2日在宅勤務推奨を廃止 | GMOインターネットグループ株式会社

2023年2月21日(火)より、これまで「原則、週3日出社・週2日在宅勤務」を推奨していた出社体制を廃止し、GMOインターネットグループ各社では出社しての勤務を原則としました。なお、より高い成果を出すための「武器」、オフィス賃料を削減しパートナーへ還元するための計画的な在宅勤務の活用は可能といたします。

上述のとおり "高い成果を出すための「武器」" としての在宅勤務の活用は可能となっており、自分はいまのところ週1出社・週4在宅のスタイルで勤務しています。(これは今後変わるかもとは考えていて、いろんな働き方や選択肢を検討しているところです)

出社の頻度は多くないものの(いや、多くないからこそかな)、出社の際には最大限にそれを活かした勤務ができるようにしたいと考えていて、8月は特にそういう動きができた実感がありました。

具体的には、オフィスで発生している立ち話に入り込んで「アプリケーションのちょっと先の未来」について考えを出し合う、カフェフロアで仕事や私生活のことを雑談する、などです。

この数十分〜数時間は、コードも書いてないしデプロイもしてないので、この時間によって直接的に上げた成果はありません。 けれど、中長期的な視点では、将来の成果に間接的な貢献をしてる(することになる)んじゃないかなと感じています。

また、事業部のマネージャー・シニア・リーダーを集めた合宿*1にも参加できて、考えの共有と方向性の目線合わせができたのもよかったです。

言葉

言葉が思考をつくる、という考えを持っています。

ref: A に気をつけなさい。それはいつか B になるから。 - junebox

さっきの出社の話にも関連しますが、最近は職場で「〇〇なので在宅勤務をします、ご迷惑をおかけします」という言い回しをちらほら見かけて、こんなコメントをしたのでした。

自分は、出社も在宅も “より高い成果を出すための「武器」” として活用することが前提とされている、と認識をしています! https://www.gmo.jp/news/article/8236/

なので、在宅勤務に対して「申し訳ないこと」であったり「迷惑をかけること」という感情は持つ必要はないかなと思いました!

あえてこういうコメントをしたのは、この言い回しを当たり前のものとしてスルーしてしまうと、「在宅勤務が迷惑な行為である」という思考を発話者自身とそれ受けた周囲の人々に植え付けてしまう可能性があるな、と感じたからです。

別の例でいうと「お先に失礼します」も自分は進んでは使いません。

よく使われる言葉や言い回しは、その周辺の人々(= 組織)の文化を形成すると考えています。

いまの所属している会社でいうと「ナイストライ!」は言葉がステキな文化を産んでいる一例だなと感じます。そういう言葉を増やしていきたいです。

図解

ものごとの理解度を計る手段として、図を描くことは有用だと感じています。理解していない部分はまったく図が描けないので面白いです。

お仕事のアプリケーション開発のシーンでは、シーケンス図を描くことが多いです。

最近は Mermaid を活用しています。

今年のはじめにお仕事でアプリケーションへのAmazon Pay決済の導入をしたのですが、なかなか複雑だったので、先日それを zenn.dev の記事にしました。

Amazon Pay決済をNativeアプリに導入する場合の一例

実装当時も描いていたんですが、改めて描いてみると当時の理解は違ったな、とか、いまでもここ曖昧だな、といった気づきがあって楽しかったです。


以上、8月のブログでした。

*1:終日会議室で議論しまくる会です