期待は継続的に「マネジメント」するものだ。思っている以上に私たちはお互いに期待を伝え合っていない。
JonathanRasmusson,西村直人,角谷信太郎. アジャイルサムライ達人開発者への道 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.434-435). Kindle 版.
最近仕事で下半期の目標を立てた。目標を考えるにあたって、以下の記事を読んだ。
自分にある期待はなんなのか、そして自分が出したバリューがなんなのか、また部下がいるなら部下に何を期待して、どのくらいのバリューを望むのか、そこをしっかり知ること、すり合わせるのはとても大事だと思った。
自身にどんなことを期待されているのかを想像し、それに対してどれくらいのバリューを出したら「ばーん!」となるのかを考えながら目標を立てた。 半年前よりも腹落ちした目標になったと感じている。
そんな折、アジャイルサムライ−達人開発者への道−を読んだ。
この書籍は基本的には"ソフトウェア開発において〜"という文脈で語られているが、冒頭に引用した「期待」関する記述は、ソフトウェア開発に限らない話だなと思った。
自分は相手に対してどんなことを期待しているのか、相手は自分に対してどんなことを期待しているのか、それを明らかにしよう、という目的でコミュニケーションをとったことはあまりない。 会話している中でなんとなく「こういうことっぽいな」というのを互いに察して行動している。
「察する」の、うまくいくと気持ち良いけどうまくいかないと危ういので基本的には避けるべきと思った。特にお仕事では。
そして
状況が変われば期待できることも変わる。
JonathanRasmusson,西村直人,角谷信太郎. アジャイルサムライ達人開発者への道 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.437). Kindle 版.
ので、お互いの期待を定期的にupdateできるようにしておきたい。
そのためにどうしたらいいか、を考えている。「定期的に話す」くらいしか思いつかないなぁ。非同期でできる仕組みもあると良いけど。
あとつい先日、人生のCIまわす?みたいなくだらないことを言っていたんだけど、
人生にユニットテストノウハウを導入したら人生のCIが回せる(?)
— たなけん (@tanaken0515) July 27, 2019
期待値(expect)が刻々と変わる人生でCIまわすのムズくね?と思った。