銀座Railsに参加した。
参加のきっかけは@jnchitoさんのツイート。
今月末の銀座Railsの発表は今までやったことがない「冒険」をやってみます。変わってるけど、それなりに興味深いコンテンツになるんじゃないかなーと思ってるのでお楽しみにー❤️(あー、自分でハードル上げちゃった!)
— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) August 11, 2019
銀座Rails#12@DeNA https://t.co/fcg5dhDHlB #ginzarails
どんな内容なんだろうな〜と気になって参加した。
端的にいうと「過程を見せる」というアプローチだった。
「プログラマがコードを書きながら考えること 」 「よし、ちょっとコードでも書くか」とプログラマが思ったとき、彼または彼女は頭の中でどんなことを考えながらコードを書いていくのでしょうか? この講演では私が先日個人で作った便利ツールを題材にして、私がどのタイミングで、どんなことを考えながらコードを書いていたのかを、参加者のみなさんと一緒に追体験していきます。
発表は
『すごい人が書いたコード』を見ることはできるけど『そのコードを書く過程』を見ることはなかなかできないですよね、気になりませんか?
的な導入から。
改めて「すごい人が書いたコードを見ることができるだけでもめちゃくちゃありがたいよなぁ〜世の中最高かよ〜」などと考えつつ、確かに「コードを書く過程」を見ることってあまりないかもなぁと思った。
ペアプロやモブプロを日常的にやっている人たちは「過程」を見る機会が多いんだろうな。自分はあまりやったことないからその機会が少ない。
仕事で雑に「ペアプロしましょ〜」とやったこともあるけど、ついつい結果の見せ合いになってしまうこともある。作業A,Bに分担して作業して「Aはこんな感じっす」「Bはこんな感じ〜」となってめでたしめでたし〜、みたいな。次やるときは、ドライバーが作業してナビゲーターがその横で見る、という構造を意識してやってみよ。
そして発表は
「ホテルの空き部屋を拾ってくるクローラープログラム」を題材に、この場で実装の様子をみていきます
という流れへ。ライブコーディングをしようと思ったけど時間の都合で動画にしたとのこと。
動画を流す前に「観ながら『自分と同じだ』と思ったことや『自分と違う』と思ったことを考えてみてください」という案内があった。
なんか、すごくうまいなぁ〜と思った。見る人の視点を揃えるというか。
オーディエンス側としては「どういう観点(気持ち)で見て(聞いて)ほしいか」を前もって伝えてもらえることで、「よっしゃ、そういう気持ちで聞いてみよ」というふうになるし、その後のオーディエンス間の話題(例えば懇親会の中での話題)が揃えやすくて良かった。
「自分と同じ/違う」という切り分け方自体も良さそうと思った。
肯定的なこと | 否定的なこと | |
---|---|---|
自分と同じ | 「これ良いよね〜」 「便利だよね〜」 |
「これついミスるよね..」 「XXっていつも悩むよね..」 |
自分と違う | 「これ知らなかった!」 「便利そう!」 |
「自分ならそれはしないなぁ」 「XXした方が良いのになぁ」 |
お話ししてみたかった@jnchitoさんともお話しできて良かった。
スライドが公開されていたので追記しました(2019-08-30 17:00)
@jnchitoさんの今回の登壇に関する記事が公開されていたのでリンクを追記しました(2019-09-16 16:13)