読んで描いた「ソフトウェアの仕様、挙動、バグ、利用者の期待」

先日たまたま ソフトウェアの仕様、挙動、バグ、利用者の期待 - 29box を読んで、とても良いページだなと感じたので、自分なりに図を描いた。

描きながら思ったことたち:

「バグ」を「仕様」と「挙動」が一致していない状況のことである、と解釈をされていて、「同意〜」と思った。

利用者からの「バグですか?」という問いは「提供者さんの考える"仕様"と実際の"挙動"は一致していますか?」という問いと同じであると解釈できる。

この問いが提供者に与える価値はあんまり高くなりそう。なぜなら「仕様」も「挙動」も提供者が把握している(できる)情報だから。 (この問いを受けて新たな「挙動」が発覚するケースはあると思うので、その点においては価値があると思うけれど)

また、この問いは、利用者の情報を提供していないのだから、利用者の課題解決につながらない可能性が高そう。

提供者が知らない情報は「利用者がなにを期待しているか」なので、この情報が最も価値があるんだよなぁと思った。

なので利用者は「バグですか?」という問いよりも「OOになってほしいと思っています!」という問いを選ぶとよさそう。 提供者にとっての価値が高いし、利用者の課題解決にもつながる可能性がある。

一方で、提供者は「利用者がなにを期待しているか」を聞き出すように努めるとよさそう。